囲碁上達法、近道はこれ!

カテゴリー │上達法

こんばんは!

囲碁サロン磊磊をオープンさせてから早いもので7か月が経とうとしています。

それまでは、浦添囲碁会館で子供教室での指導以外に

実際に囲碁を打つことは一週間のうち数回程だけでしたが、今ではほとんど定休日以外は打っています。

指導する立場なので一局一局丁寧に打つことを心がけていますが、

毎日の体調や気分、そして相手によって変わってくることもあります(笑)

今相手によってと書きましたが、囲碁を楽しみでされている方、本気で強くなりたい方とさまざまでなので

合わせてしまう所もありますが・・・ニコニコ


皆さん強くなるにはどうしたらいいだろうと質問が多いので、(私も聞きたいところですが(笑))

私なりに上達法を書きたいと思います。


磊磊でお客様とたくさん対局していく内に、はっきりわかったことは

強くなる人の共通点は一局一局を大事に、一手一手を大切に打つ人だということです。

自分で考えて納得した上で盤上に放った一手は、石に意志が込められて輝いて見えます。


昔、囲碁を教えて頂いた方から

私が一手打つたびに「これは何の意味があるんだ?なんでここに打ったのか?」と聞かれました。


私は普通に習ってきたとおり、なんとなく当たり前のように打っていた手の意味が答えられず、

悔しくて泣いてしまったこともありました。

当時私は五段でしたが、なかなか六段に上がれない自分にもがいている時でした。

30代前半の頃です。

だからそれ以来、一手の意味を考えながら打つようになりました。

囲碁ってこういうものかということをあらためて発見しました。

それからしばらくして六段に昇段し、県代表クラスの方たちと互角に戦えるようになりました。

囲碁上達法、近道はこれ!
2010年「第15回読売西部アマ棋聖戦女子の部」(日本棋院、読売新聞西部本社など主催)で優勝したのもその頃です。
右の女の子は諸見里幸さん。三位に入賞。


という私の体験も含めて、少しでも強くなりたい方には‘その一手の意味を考えながら打つこと’はお勧めの上達法です。

どうしても考えより先に手が早い方は、

プロ棋士のように石を一個一個大事にもって盤上には丁寧にしっかりとを置く

から始められてみてはどうでしょうか。

はじめはそればかり意識が入って負けちゃったりが続くと思いますが、

長い目で見れば上達の近道だと思います。


なにより石が喜んで碁の女神が味方すると思いますよキラキラ 






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この記事へのコメント
手の意味って本当に大切ですね。

私も、四段から五段、六段と強くなる時に実感しました。
強くなりたくても、伸び悩んでいる人は、手の意味を考えたらよいと思います。

 弱い人と指導碁打つ時にも、相手に「なぜこの手をうったのと」聞くようにしています。

 それで、相手の考え方を聞いたうえで、その考え方が、おかしいのか、考え方はいいけど、手がおかしいのか、いろいろ、ケースバイケースで教えています。

 感想戦が大事ですね。
Posted by まさしまさし at 2013年09月28日 13:09
なんか目から鱗です。

囲碁って、私みたいな新参者には霞みの中を歩いてるようで…(^_^;)
詰碁にしたって、一回解いたら分かったような気になって、はいオシマイって感じだったけど、それじゃイカンといろいろ思い知らされてます。ハイ。

また基礎からじっくり見つめ直そうと思います。
Posted by 金城民子 at 2013年09月29日 01:49
まさしさん、打った手を聞くことは大事だと思います。その人のなりに気づくこともあるはずです。感想戦も大事ですね。感想戦が好きな人とそうでない人がいるのでポイントを絞ってするようにしています。コメントありがとうございます。
Posted by 知子知子 at 2013年09月29日 20:11
民子さん、昨日はいらしてくれてありがとうございました。ご無沙汰だったので囲碁続けてるかな~と心配していました。トレーニングの問題を一冊ずつ終わらさせることを目標にすると実践もついてくると思いますよ。目安は問題を一目見ただけで回答が出るくらい一冊を何度も繰り返すことです。楽しみながら頑張ってください。応援します(^_^)
Posted by 知子知子 at 2013年09月29日 20:26
 
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