何もないことの眩暈(めまい)

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何もないことの眩暈(めまい)
(岡本太郎 太陽の塔)

岡本太郎展を見に県立博物館・美術館へ行ってきた。

廊下の壁に目に飛び込んだフレーズが
何もないことの眩暈’
衝撃的でめまいがした。

後に書いてある説明を解釈すれば
これは沖縄の御嶽を見たときの岡本太郎の衝撃を称したことらしい。
沖縄の聖地である御嶽は本当に人が見過ごしてしまうようなところにあったりする。
そしてそこには自然の石が置いてあったりするだけ。
そこに日本の原点があるということ

このフレーズだけで岡本太郎の何にもないところから何かを感じ取る感性のすごさがわかった。

大阪の豊中にある万博記念公園には行ったことがあり、
太陽の塔は間近に見た
あまりに大きすぎて
その時は、おお~これが岡本太郎の太陽か!と見上げたくらいのことだった。

あれから十数年経つが、本物の絵を見るのははじめて。
代表作「赤のイコン」からじっくり見た。

ゆっくり見た。

最後には本人が撮った沖縄の写真の展示室もあった。

またもう一度見たくなって、
再入場し、展示室の絵画全体が見れる真ん中のソファーに座りしばらく絵を見ていた。

芸術は爆発だ~爆弾なんて、面白いこという変なおじさんだと昔は思っていたけど(ごめんなさい)

何にもないキャンバスからこんなインパクトのある作品(無から生)を生み出すなんて
やはり岡本太郎はすごい人なんだなーと思った。

来てよかった。

そして岡本太郎が沖縄とこんなにも関わりがあったとは、新しい発見だった。
「沖縄文化論」の本も出している。読んでみたいと思った。

ちなみにこの沖縄県立博物館美術館の館長は
我が県囲碁連盟の平良知二キラキラ さんで~す。
あっ、知ってました!?
岡本太郎展は6月26日までです。みなさん見に来てね(^_-)-☆






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この記事へのコメント
私には岡本太郎氏の凄さがわかりません。絵ごころがないのでしょうか?
作品をまじかにみると感じるものがあるのかな?知子さんの感性が素晴らしいのかも?ブログもいろんな展開をみせますね。楽しみです。
Posted by みー君 at 2011年06月22日 00:07
みー君さん
今回は少し主観的になってしまったでしょうか。実際間近で見ると伝わってくると思います(^.^)絵画もそうですが、写真も言葉の表現もすごいです。感じたり見たりするフィルターが特殊なんでしょうね。私はどっちかというと受け身です?!(笑)
Posted by 知子知子 at 2011年06月22日 01:19
 
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