第54回新春囲碁最強戦の様子

知子

2024年01月22日 13:00

こんにちは~
1月も後半に差しかかりましたね。
忙しい毎日で、心が亡くなると書いて忙しいので、
あまりその言葉は使いたくないのですが
怒涛の一週間でした
昨日の大会が終わって、
少しほっと一息ついたところです

それでは、昨日行われた
第54回新春囲碁最強戦の本戦の様子を
お届けしたいと思います。

まず地区代表になった15名は

北部:新里正秀、与那嶺末男
中部:當山勝、當山育男、宮国利一
浦添:平良充、坂下悠太、比嘉光一
那覇:金城伸彦、下地恵祥
南部:上原邦夫、大城隆志
宮古:知念一将、池間博美
八重山:宮村祥平 となっており、
昨年優勝した上原健志さんがシードで計16名。



上記のメンバーが勢ぞろい。
大御所の方々や、新顔もいます。(平良充さん、大城隆志さん)

上原邦夫さんと試合前にお話しをしましたが
以前より痩せて、元気になっていていました

持ち時間は40分で後は20秒の秒読みです。



一回戦の注目の一局は若手優勝候補の金城伸彦さんと
最年少の坂下悠太君(高一)。
金城君は長考派ですが、
この時も長考し目いっぱい時間を使い果たして
秒読みに入りました。

接戦を繰り広げていましたが、
金城さんが時間切れとなり、
坂下君は二回戦進出。

三回戦で南部の大御所、上原邦夫さんと対戦した際も
時間切れで坂下君の勝利。
内容的にはまだ勝負がつかないこれからの碁でした。

一方、もう一方の山では
シードの上原健志さんと、新里正秀さんが勝ち上がり、
準決勝で上原さんが勝利し決勝戦へ。



決勝戦は順調に勝ち上がった上原健志さんと
坂下悠太君との対戦となりました。

中盤、坂下君が上原さんの大石を召し取りましたが、
そう易々と勝たせないのが上原さん。
その後盛り返しましたが
やはり取った石が大きく、坂下君が残りました。

そして初勝利をおさめました


下は三位決定戦
新里さんと上原邦夫さん。
両者まだまだ現役です。
勝者は上原邦夫さんとなりました



第54回の優勝は、最年少の坂下悠太君が
初優勝を果たしました

悠太君のすごいところは、
優勝してもポーカーフェースでいつも通りのところ。
大物の風格があります。



翌日のタイムスの記事の
坂下君の箇所を抜粋すると
~坂下さんは本棋戦に中学1年生から出場し、
今回3度目の挑戦。
中学3年生の時に全国大会で優勝したことがあるが
「大人が出る大会で上位進出することが目標だったので
優勝できたのは嬉しい。
一局一局を粘って戦っていきたい」~



坂下君おめでとう
現在首里高校の一年生で
体育系の部活動にも励んでいて
日焼けした顔がその証拠です。

今後またさらに
全国大会でもい大いに期待が持てる
楽しみな坂下君でした



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